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2008/05/16

「マイ・リーズン」 キーディー

「I believe you're my reason to live」

「モディリアーニ 真実の愛」をDVDで観た。

まったくのフィクションらしいし、モディリアーニの映画といえば、やはりジェラール・フィリップ。そしてジャンヌ役のアヌク・エーメ。そう、「モンパルナスの灯り」

だから、ぜったいぜったい、観ないほうがいいような気がして避けていたけれど、突然観たくなった。

結果は、やはり、私にはぴんとこなかった。

けれど、エンディングテーマにやられてしまった。久々に音楽でこんなにこころが揺さぶられた。もちろん物語のラスト、ジャンヌの後追い自殺にかぶるから、それもあったのかもしれないけれど、私はほとんど一日中、DVDでそのシーンを繰り返し再生して、音楽を聴いた。そしてネットで検索、それがキーディーという歌手の「マイ・リーズン」という歌なのだと知って購入、今朝メール便で届き、ずっとひたっている。

CDについている対訳では、

「you're my reason to live」 あなたは私の生きがいなの

と、あるけれど、やはりここは英語のまま、ニュアンスにまみれて、こころのなかに落としたいところだ。

生きがいとはちょっと違うように思う。

それにしても。つとめて冷ややかな視線で世の中を見渡してみても、あきらめたようなため息をついてみても、「やっぱり、いまいちな映画だった」とつぶやいてみても、ジャンヌが、モディリアーニを追って窓から身を投げたシーンで号泣して、感動というものは、なにか自分をしばっている鎖から思いっきり飛び出したところにあるのだなあ、と深く感じている。

いま書いている物語のBGMはもっぱらシューベルトの一曲で盛り上げているのですが、「マイ・リーズン」を加えます。

軽井沢は緑が眩しい季節になりました。手を入れていない庭はぼうぼうですが、それでも緑が美しいというだけで、涙が出るほどに胸をうちます。これも「マイ・リーズン」効果なのでしょうか。

5月 16, 2008 |

2008/05/01

◎お知らせ◎「盗作」(講談社文庫)をぜひ◎

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http://www.amazon.co.jp/%E7%9B%97%E4%BD%9C-%E4%B8%8A-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%81%84-103-11/dp/4062759675/ref=sr_1_5?ie=UTF8&s=books&qid=1209615540&sr=1-5

発売されたばかりの「盗作」(講談社文庫) 飯田譲治 梓河人 著

の「解説」を書かせていただいています。

親友が早速上下巻を読破、私の解説も読んでくれました。

メールで感想をもらったのですが、「世界観が共有」「衝撃でした」「創作についての命題を与えられた」といった文字に、作品を共有できた喜びを覚えました。

そして、このところの私の状況(落ち込んでいるとかそういうのではないのよ、冴えない、ってかんじなのよね、と彼女に言ったのです)に納得できたと言ってくれて、私は他者に深く理解されたことの喜びを感じました。

私の解説については「余分なものがなく、・・・」という最高のフレーズをくれました。嬉しかった。

それにしても作品を読んでからもう随分ときがたつのに、いまだに「盗作」に支配されている感覚がぬぐえないのが正直なところだから、親友が推理したように、このところの「冴えない感」は「盗作ショック」の余波のせいかもしれません。

庭の木々がいきなり芽吹いて、ものすごい勢いで成長し始めました。桜の季節にもなりました。ようやく嫌いなシーズンを抜け出すようで、ほっとしています。

5月 1, 2008 |